保健所は、地域に密着して働ける助産師の職場です

助産師、保健所での仕事内容は?



各都道府県や法令市で設置されている保健所ですが、一般的な業務として知られているのはペットの登録業務や害虫駆除、飲食店の営業許可、感染症の検査・相談、食中毒予防でしょうか。

こういった衛生的な問題や心配事を主に取り扱っている保健所ですが、地域住民に密接に係わる大切な業務があります。それは助産師が行う「こころのケア」や「母子手帳の交付」「乳児健診」などです。

ここでは、そんな保健所で働く助産師の仕事について詳しく見ていきたいと思います。


保健所における助産師の役割



育児に不安を抱えている母親は少なくありません。母乳がうまく出ない、赤ちゃんが母乳を飲まないなどの授乳指導から、赤ちゃんの健康状態のチェック、お母さんの為の育児相談など、トータル的にサポートしてくれます。

特に初めての出産をされたお母さんにとっては、親身になってしかも無料で育児の相談に乗ってもらえる保健所の助産師さんはとても有難いものです。


最近では、積極的に育児に参加する男性が増加していることから、母親学級ならぬ父親学級を開く保健所も増えてきました。そのため、育児において父親にはどのようなサポートが必要であるのか、女性目線からの指導・アドバイスも期待されています。

また、助産師と言うと赤ちゃんや妊婦、産後女性に対してのケアが代表的な業務となりますが、地域の学校に出向いて、学生たちに保健授業を行うこともあります。


保健所で働く魅力


公務員という安定性

やはり保健所で働く一番の魅力は、公務員と言う安定した職であることではないでしょうか。収入や待遇、雇用において、その安定性の高さは助産師の仕事の中でもトップクラスです。

働きやすさ

病院や助産院とは異なり、緊急性を伴わない業務であることや、心身ともに負担が少ない勤務環境であることも、保健所で働く大きなメリットだと言えます。

病院での夜勤に明け暮れる激務とは違い、保健所は残業が少なく定時に帰れることがほとんどです。また、土日祝日がお休みになりますので、家庭を持っている方でも働きやすい職場環境は、公務員助産師として魅力的に感じるものですよね。

出産に立ち会い新しい赤ちゃんの誕生にかかわった時の喜びは得られませんが、その後、元気に過ごしているお母さんと赤ちゃんの姿を目の当たりにすることも助産師としての大きな喜びの一つです。


保健所で働く注意点


メンタルケアが求められる

保健所での助産師の仕事は母子保健に係わるトータル的なケアが求められますので、不妊症に悩んでいる女性や育児のストレスでうつ状態になってしまった母親へのサポートのような相談業務も行わなければなりません。

健康状態や精神状態が不安定な方への相談やアドバイスは、そう簡単なものではありません。一度担当して関わった助産師の方は、その後も関わっていかなければなりませんので毎日の業務でも気が重く感じることもあるでしょう。

求人が見つかりにくい

保健所は、助産師の求人の中でも人気が高い職場です。おまけに、その安定性と働きやすさから、病院などに比べて離職率がウンと低くなっており、求人自体あまり出回らない状況です。そのため、たとえ求人が出たとしても競争倍率は非常に高く、保健所への就職は簡単なものではないと言えます。


助産師が保健所で働くには

さて、行政の機関でのお仕事ですので、保健所のお仕事に興味がある方も多いかと思いますが、保健所でお仕事をする為には各都道府県や法令市で行う公務員試験に合格しなければなりません。

また、保健所の求人情報は転職サイトなどにはほとんど掲載されることはありません。そのため各自治体などの発行する広報誌やHPをチェックして、ご自身で直接応募する必要があります。


安定して行政から守られている職場の居心地は悪いものではないですよね。転職したり退職したりする方はほとんどいらっしゃらないのが現状で、募集じたいも決して多くありません。助産師の方が活躍できる職場では、かなりの狭き門とも言えるでしょう。



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