電子カルテを利用しているのかチェックするには?

電子カルテの病院で看護師として勤務したい



電子カルテの導入率は医療機関全体で30%を超えました。その導入率は大規模病院ではすでに60%を超えるなど、厚生労働省の後押しもあって急激に普及している感があります。

看護師として電子カルテのある病院で働きたい場合、どのようにすればいいのでしょうか?


電子カルテとは?(特徴やメリット・デメリット、注意点など)

電子カルテとは

電子カルテとは、コンピューターを利用して紙カルテを電子化したシステムをいいます。従来の紙カルテでは患者さんの情報や診療内容を紙媒体に手書きで記録していました。

一方、電子カルテでは各種情報をコンピューターに入力し、効率的な記録や管理、保管などを実現することができます。

電子カルテのシステム



広い意味で「電子カルテ」といった場合、カルテ入力を含む総合的な電子カルテシステムを指します。そのシステムにはカルテ入力やデータの保存管理、閲覧を始めとして、患者さん情報・診療情報の検索や入院時アセスメントの管理、看護記録の管理等まで幅広く含まれています。


これまで紙カルテを見なければ分からなかった情報も、コンピューターのオンラインで確認できるなど業務の効率化には大きなメリットがあります。

ほかにも地方の個人病院で作成した患者さんのカルテを、都市部の大学病院で閲覧して診療の助言を行なうといった業務も可能になるものです。

看護業務と電子カルテ

看護業務に関しても、電子カルテ化により効率化が可能です。従来の紙カルテでは、わざわざカルテの保管場所まで行かなければ記載内容を確認することはできませんでした。

しかし、電子カルテでは看護師が携帯する端末機器で内容をチェックしたり、看護情報をその場で入力することができます。さらに看護計画や指示受け、看護記録、アセスメントまでも電子カルテのシステムによって管理する機能も開発されています。


電子カルテは単に紙媒体だったカルテを電子化し、入力や訂正、管理をしやすくするだけのものではありません。紙カルテが1つの目的にしか使用できなかったのに対し、さまざまな用途に使え、なおかつ利便性が高いという点に特徴があるのです。


電子カルテのメリット・デメリット



電子カルテを使用するうえでメリットやデメリットを、看護師の業務に関連する項目を中心に紹介します。

メリット

<入力がパソコンや端末機器で行なえ、訂正も簡単にできる>
・入力間違いがあっても、訂正や削除のための二重線や訂正印は不要
・端末機器からはスマホ感覚で入力できる
・入力慣れすれば手書きよりも早くカルテ記載ができる

<カルテの文字が読みやすい、読み間違えがなくなる>
・医師の手書き文字が判読できないなどの問題を解消できる
・読みにくい手書き英文や数字、記号も読みやすくなる
・殴り書きやクセのある手書き文字に苦労しなくて済む

<看護記録の入力が簡単になり、仕事を効率化できる>
・看護記録の入力が効率化、グラフも自動作成できて便利になる
・コピー、ペーストが簡単にできるから入力がはかどる
・知りたい情報をキーワード検索でき過去の情報も手軽に分かる

<関連記事>
准看護師と正看護師を簡単に比較する

デメリット

<パソコンに慣れていないと使いこなすのに時間がかかる>
パソコンを使った経験がない、少ない人は勉強が必要になる
・紙カルテを使用した年月が長い人には多少の抵抗がある

<災害や停電、システム不調などのトラブル時は使えない>
・紙カルテと違い停電したりシステムがダウンすると使用不可になる

<院内に統一マニュアルがないと使い方がバラバラで問題に>
・多くの医師や看護師が使用するため統一マニュアルが必須になる
・マニュアルがないと使い方に個人差があり混乱が生じることがある

メリットは意外に多い?

電子カルテは使い方に慣れてしまえば、多くのメリットを享受することができます。手書きの紙カルテと異なり、文字入力はスピードも速く訂正や削除も簡単です。

分からない漢字をコンピューターが変換してくれたり、同じ言葉の繰り返しならコピー&ペーストで複写することも可能になります。


システムと連携したモバイル端末を採用している病院なら、病棟看護や外来検査の際もさまざまな機能を使用して業務を効率化できます。

例えば患者さんのバイタル情報をその場でモバイル端末から入力したり、バイタルグラフを画面上で確認することも可能です。


電子カルテのシステム全体を見た場合でも多くのメリットがあります。震災や災害時にカルテが閲覧できないというデメリットがあった反面、データを別の地域のコンピューターにバックアップ保存しておいたおかげで失わずに済んだという例もありました。

<関連記事>
助産師と看護師の違いって何?


電子カルテの病院で看護師として働くには?



看護師のみなさんが「電子カルテのある病院で働きたい」という場合、どのように就職先や転職先を探せばいいのか迷うと思います。

電子カルテのある病院の求人を探すには次のような方法があります。

1.WEBの求人サイトで探す

WEBのインターネットサイト求人サイトでは、「電子カルテ」のキーワード検索ができます。検索条件欄にその他の条件とともに「電子カルテ」と入力して検索してみましょう。

この方法である程度、求人先を絞り込めるので便利です。絞り込んだ求人のなかから、さらに自分の希望条件に合った求人先を選んでください。

2.友人・知人から紹介してもらう

看護師や医療スタッフなどの友人・知人から情報を収集します。すると「あの病院は電子カルテを導入している」「あのクリニックはまだ紙カルテだ」などの情報を集めることができます。

この方法は少し手間が掛かりますし、必ずしも正確な情報が集まるとは限りません。また、情報収集できる範囲が限定されるので効率的とはいえないのが問題です。

3.看護師転職支援サイトに登録する

電子カルテのある病院の求人を探すには、看護師専門の転職支援サイトに登録する方法があります。こうしたサイトでは求人先を探す看護師の希望条件を聞き、最適な求人を紹介してくれます。

転職支援サイトには看護師求人に詳しいアドバイサーがおり、さまざまな相談に対応してくれるので便利です。そのため「電子カルテありの病院求人」という条件の求人先が探しやすくなります。


看護師の皆さん、転職の失敗を防ぎたいなら、看護師を対象にした転職支援サイトに相談してみてはどうでしょうか。

看護師の転職先探しは条件に合った求人先を見つけることが重要です。キャリアアップに役立つ転職で後で悔やまないためにも、ぜひこうした転職支援サイトを活用してください。

<電子カルテの病院で看護師として勤務したいのまとめ>

  • 電子カルテとはコンピューターを利用したカルテのこと
  • 紙カルテとは違い文字入力や管理もコンピューターで行なう
  • 手書きではないのでカルテ作成もスピーディーで便利
  • 医師の読みにくい手書き文字で悩む必要もないと好評である
  • 電子カルテを導入している病院は大規模病院が多い
  • 転職支援サイトを活用すると求人先探しが効率的に進む

助産師の求人・転職サイト、おすすめランキング

看護roo!
ナース人材バンク
助産師・看護師の転職サイトで最も人気があるのがナース人材バンクです。求人数が豊富な点はもちろん、利用者の希望に沿った転職を実現できるよう手助けしてくれる手厚いサポート体制が魅力です。利用者満足度も高く、絶対に押さえておきたい一社です。

※九州・四国はサービス対象外です

マイナビ看護師
マイナビ看護師
マイナビが運営する看護師・助産師のための転職支援サイトです。全国各地に支店がある点、地方でも充実した支援サービスが受けられる点など、大手転職支援会社ならではの魅力が満載です。