リフレクソロジーに興味にある助産師さんは必見です！

最近の産婦人科や助産院では、妊娠中に少しでも快適な生活を遅れるよう、マッサージやアロマテラピーなど、さまざまなサービスを展開しています。

その中のひとつが「リフレクソロジー」で、リラックスやリフレッシュの効果があるのはもちろん、分娩時間が短うなるなど、お産においてもよい効果が期待できるとして妊婦さんからの人気が高まっているようです。

こちらでは、そんなリフレクソロジーについて解説していきたいと思います。

リフレクソロジーって何？

足裏の「反射区」や「ツボ」を刺激して心身のバランスをとる施術

リフレクソロジーとは、「足つぼ療法」とも呼ばれることがある施術で、足裏や足周りの「反射区」と呼ばれる部分や、各所のツボを刺激することで、リフレッシュやリラックス効果を得ることができるものです。

足つぼ療法の場合、中国式足つぼなど痛みを感じるほど強く刺激をするものもありますが、リフレクソロジーは主にリラックスを目的としているため、ストレスの溜まりやすい妊婦さんから人気があります。

反射区は全身の臓器と繋がっているという考え方

リフレクソロジーにはいろいろな流派がありますが、基本的に反射区はどの流派も同じです。

「この部分は胃に繋がっている」、「この部分は腸」など、それぞれの反射区が全身の臓器と繋がっていて、その部分を刺激することで繋がっているとされる臓器の機能が正しく行われるようになるといわれています。

妊娠中に便秘に悩む人は多いので、腸の反射区を刺激することで便秘解消効果が期待できる、ということもあるかもしれません。

妊婦がリフレクソロジーを受けることで得られる効果

妊娠中はお腹の赤ちゃんや羊水が腹部を圧迫するため、全身の血行が悪くなりがちです。また体がむくみやすくなるため、足のむくみに悩む人も少なくありません。

リフレクソロジーでは反射区の刺激のほかに、足のむくみを取るマッサージをしたり、むくみを改善できる反射区を刺激するなどして、妊娠中に起こりやすいむくみを改善する効果が期待できます。

そのほか、前述したように高いリラックス効果やリフレッシュ効果が期待できるため、妊娠期を快適に過ごすことができ、胎児の成長にもよい影響を及ぼします。

そのほか、血圧の安定や陣痛促進など、妊婦へのリフレクソロジーにはたくさんの効果が期待できるようです。

＜関連記事＞:助産師、自身の出産のタイミングを逃す？！

助産師のスキルアップに人気の理由は？

妊婦の健やかな妊娠生活の手助けができる

前述したように、妊婦がリフレクソロジーを受けることは妊娠中健やかに生活するための大きな手助けとなります。

出産時にリフレクソロジーを施すことで、微弱な陣痛を促進できる場合があったり、妊娠中に血行が悪くなって足がつりやすい人にリフレクソロジーを施すことで症状が改善されるなど、いろいろなよい効果が期待できるのです。

このため、より妊婦のサポートをしたいと考える人は、リフレクソロジーの資格を取得したいと考えています。

産婦人科の助産師でも資格を取得する人は増えていますが、助産院を開業している人は、オプションサービスとしてリフレクソロジーを行っているところが多いため、特に資格取得を目指している人がたくさんいるようですね。

＜関連記事＞:助産師としてスキルアップしたいなら？

足のマッサージには専門知識が必要

リフレクソロジーは陣痛促進に役立つと前述しましたが、生殖器系の反射区を刺激することで、子宮収縮をうながすことができ、陣痛促進につながるといわれています。

このため、出産前の妊婦であればよい効果が得られますが、妊娠初期や安定期に入るまえの妊婦の場合、生殖器系の反射区を刺激することで流産の危険を招いてしまう恐れもあるのです。

そうしたことから、リフレクソロジーを行っている産婦人科病院や助産院が求人をする場合、リフレクソロジー資格を持っていると就職への強みになります。

こうしたことから、資格取得を目標にしっかり学びたいと考える助産師が多いようです。

＜関連記事＞:エキスパート助産師になるには？

リフレクソロジーの資格を取得するには？

前述したようにリフレクソロジーにはさまざまな流派があり、それぞれが資格取得に向けたスクールを開校しています。

スクールは通いで資格を取得できるコースや、通信制のコースなどもあり、その流派やコースによって学費はさまざまです。

通信制であれば、20万円前後から、通学生の場合は30万円から100万円前後かかるところもあるなどかなり差が大きいですが、まずは自分で実際にリフレクソロジーを受けてみて、この施術がよい、と思ったところの資格取得を目指すとよいでしょう。

本などを使って独学で学ぶこともできますが、反射区は実際に対面で受講しないとわかりにくいので、スクールに通うほうがより高い技術を得ることができると思います。

助産師の求人・転職サイト、おすすめランキング