仕事が忙しすぎるのが問題なんですね

助産師、自身の出産のタイミングを逃す?!



お産や産後のケアを一手に引き受ける助産師は、出産をする上でなくてはならない存在です。しかし、近年は助産師が不足傾向にあるといわれており、その背景にはさまざまな要因が挙げられます。

その中のひとつとして考えられるのが、助産師自身の妊娠、出産の問題です。

ここでは、現役の助産師が抱えている出産に関する悩みや、それらの問題を解決するための職場選びになどについて解説しています。


助産師たちが抱える自身の妊娠・出産問題とは


妊娠、出産後にこれまで通りの勤務を続ける自信がない

入院施設のある産婦人科に勤務する場合、助産師には看護師同様夜勤が発生します。夜勤は2交替制と3交替制がありますが、2交替制の場合は16~17時間の拘束時間がありますので、仮眠時間があるとはいえかなりハードです。

妊娠後も夜勤に入った場合、体に大きな負担をかける可能性がありますので、できれば避けたいところ


人手の多い病院であれば、妊娠した時点で夜勤を減らしてもらえるなどの対処をしてくれるようですが、人手不足の場合はやはり難しい場合が多いようで、妊娠発覚後に仕事を辞める助産師も少なくありません。

また、妊娠すると体調がかなり変わり、つわりで気分が悪くなったり、眠気がひどく集中力が欠けてしまうというケースも多いので、緊張状態にある分娩などでミスをしてしまわないとも限りません。


さらに妊娠後も夜勤に入っていた看護師は、3人に1人が切迫流産を起こし、10人に1人が流産しているというデータもあり、これは助産師にとって大きな不安要素となるのもうなずけますね。

妊娠しにくい、不妊に悩む助産師も

待望の赤ちゃんを授かれるのであればまだしも、独身からの激務によって体のバランスが崩れ、妊娠しにくくなってしまったり、不妊症を患ってしまう助産師もいます。

夜勤などによって不規則な生活が続いているので、体調を崩してしまうのも理解でき、やはり妊娠を望む助産師は仕事を辞めるという決断をせざるを得ないようです。

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妊娠から出産までの働き方


夜勤から外れて出産間近まで働く助産師もいる

妊娠後の体調はその人によって本当に差があり、出産までつわりひとつなく順調に進み、夜勤からは外れたけれど産休ギリギリまで仕事をしていた、という助産師もいます。

逆に、妊娠が分かってすぐに重いつわりに悩まされ、むくみもひどく、立ち仕事に耐えかねて休職や退職をしたという看護師も。

しかし、夜勤を免除してもらえた場合は、比較的産休まで仕事を続けられたという人も多いようです。

夜勤免除についてかかりつけの産科医に相談する

助産師以外の仕事でも、妊娠後ある程度は仕事を続けているという人は多いので、妊娠したからといってすぐに仕事を辞めなければいけないというわけではありません。

少し動いたほうがリフレッシュになりますし、出産後は何かとお金がかかるので、稼げるうちに稼いでおくのも得策です。


妊娠が分かったら、担当医に夜勤免除について相談すると、夜勤免除の診断書を書いてもらえます。

つわりがひどかったり、もしものことを考えて夜勤から外れたいときは、その診断書を持って夜勤免除の申請をしてください。

妊娠後、助産師への病院の対応はさまざま

妊娠後の病院の対応は、夜勤免除があるかないかの2つに分けられます。

夜勤免除のない病院は、夜勤免除の制度を設けているけれど取得実績がなく、申請しにくいことから事実上夜勤が免除されないケースや、夜勤免除のシステム自体が導入されていないケースが多いようです。

夜勤免除の制度があり、かつ先輩の助産師がその制度を実際に利用した実績があれば、自分も申請しやすいですね。

病院の対応によって休職か退職かを選択

妊娠も後期に入ってきて、産休に入る頃になると、今後は産休を取って同じ職場で復帰するか、思い切って退職するかということに悩むと思います。

妊娠中のサポートが手厚い病院や、産休などの福利厚生が充実している病院であれば、退職せずに休職という形で病院に籍を残しておくことをおすすめしますが、夜勤免除がなかったり、産休後復職した際の時短勤務制度がない、そのほか育児においてのサポートが充実していないということであれば、結果的に仕事と育児を両立することはできません。


こうしたサポートの薄い病院の場合は、思い切って退職をして、産後仕事に復帰することになった際に新しい職場を探すほうがよいと思われます。

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出産を考えている助産師さんは慎重な職場選びを!


妊婦の助産師に対して手厚いケアをしてくれる病院もある

助産師は基本的に人手不足なので、こうした産休や育児支援におけるサポートの充実した病院なんてそうそうないのでは、と思う人もいるようですが、そんなことはありません。

妊娠後、お腹の張りや出血があった場合は夜勤に入らないように強く勧めてくれる職場もあります。


無理をして夜勤に入り、そこで切迫流産などを起こしてしまったら結果的に一緒に働いている助産師に負担をかけてしまいますし、お腹の赤ちゃんも心配です。

こうした、本来であれば当たり前のことをきちんと考えてくれる病院を選び、就職することは助産師として長く働き続ける上でとても重要なことだと思います。

妊娠後も落ち着いて働ける勤務先を見つけるには

助産師の妊娠や出産について理解があり、働きやすい職場を見つけたいけれど、求人情報を見ているだけではよくわからない、という人も多いでしょう。

そんな時は、転職サイトを活用してみることをおすすめします。


助産師に特化した転職サイトがあり、転職の相談に乗ってもらえたり、その人に合った職場を探してもらえるといったサービスを無料で受けることができますので、とても頼れる存在です。

無料で利用できるサイトも多いので、転職や産後の復職を検討している方は、ぜひアクセスしてみてください。

まとめ

  • 助産師は人手不足の傾向にあり、自身の妊娠や出産について悩む人が多い
  • 妊娠後の夜勤の継続や不妊などの問題を抱えている
  • 担当医に夜勤免除の診断書を書いてもらうことで夜勤免除申請が可能
  • サポートが厚く長く働ける職場を探すなら、転職サイトを活用すると便利

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